年末に大掃除。車の洗車をする方も多いのではないでしょうか。
1年間頑張ってきた車をきれいにしてあげて来年を気持ちよく迎えられたら良いですね。
今回はそんな皆さんに以前おすすめしたコーティングのピカピカレインプレミアムを施工しましたのでご紹介したいと思います。
この記事を読めば施工の仕方や施工時間、施工後の艶など実感でき、ピカピカレインプレミアムが気になっている方やカーコーティングの選択に迷っている方の参考になること間違いなしですので是非読んでください。
ピカピカレインプレミアムを施工する前に
まずは洗車をします。洗車といってもただ洗うだけではせっかくのコーティングも台無しになってしまいます。
なぜなら汚れがついていたら汚れも一緒にコーティングしてしてしまってきれいに施工できないためです。
そして大切なのは施工面を平らにすることが大切です。
その工程を紹介していきます。
①タイヤ・ホイールを洗う
タイヤは油分も多く、砂やホコリ、ブレーキダストがたくさん付着しています。
一番汚れているところといえます。一番初めに洗うことできれいにしたボディを汚したり濡れたりすることを防ぐことができます。
車を洗う際にあまり洗わないところのように思われがちですが、タイヤやホイールが汚れていると意外と車全体の印象がぼやけてしまいせっかくボディをきれいにしても汚れている印象になってしまいます。
まずは水洗い。できれば高圧洗浄機で洗うと傷がつきにくく大抵の汚れは落ちます。できればタイヤハウスも洗いましょう。
その次に、ホイールはスポンジで、タイヤはブラシで洗います。スポンジはボディと別のものを用意しましょう。
同じスポンジでボディを洗うとスポンジについた砂などの汚れがボディを傷つけてしまう恐れがあるからです。
洗剤はタイヤ・ホイール専用のものもありますが中性の食器用洗剤を薄めて希釈して洗うだけでも十分です。
②ボディの水洗い
ボディを洗う際にまず水で流して表面の砂やホコリを洗い流します。
流さずにスポンジなどで洗うと表面につい砂やホコリがボディを傷つけてしまいますので絶対にしないように注意してください。
高圧洗浄機で流すことが一番良いですが、普通のシャワーでも大丈夫です。
③ボディを洗剤で洗う
次にボディを洗剤で手洗いしていくのですが、こだわる方はまずきめの細かい泡をボディーに吹き付けて水だけでは落ちない汚れを落としていきます。
イメージはこんな感じ。
だけど専用の機械がいるし、普通は手軽にはできません。
だから、ここでも中性の食器用洗剤をバケツの中に50ml程度入れて、シャワーを勢いよく入れて希釈すれば結構泡立ちます。この泡で優しく洗うのがおすすめです。
洗剤は洗車用の洗剤もありますが、ある程度の値段するし、アルカリ性であったり研磨剤が含まれていたりすることが多いです。
洗車用の洗剤を購入する場合は中性で研磨剤が含まれていないものを選ばれるとよいかと思います。
ここで洗う際のポイントです!
スポンジの泡でボディを洗う際は、車が走っている時の風の流れをイメージしながら風の流れる方向にスポンジを動かして洗うことです。
つまり前後の一方向に動かして洗います。
車の細かい傷は走行中に細かい砂やホコリが飛んでくることでついてしまいます。また、ボディに鉄粉などの硬い汚れが刺さっているため、風の流れる方向に合わせて洗うことで余計な傷をつけないためと、刺さった汚れを取れやすくするためです。
全体を洗い終わったら、水で洗い流します。
④ボディについた鉄粉を除去する
ボディには走行により鉄粉が刺さってしまいます。きれいに洗剤で汚れを落としても素手で触ってみるとザラザラするのでわかりますし、ボディカラーがホワイトの場合はよくよく見ると黒い斑点がついています。特にタイヤ周りやトランク部分などに多い印象です。鉄粉を除去しないときれいにコーティングできないこと以外に塗装の錆びの原因となったり、施工したコーティングが剥がれやすくなったりします。
鉄粉を取る方法は2つあります。
・鉄粉除去剤を使用する
・鉄粉除去用の粘土を使用する
粘土は鉄粉は鉄粉除去剤と比較してよく除去できます。ただし、施工が大変であること、傷がつきやすいというデメリットもあります。
粘土を使った施工方法は、まず粘土を柔らかくこねます。
ボディ全体を水で流しながら粘土で磨いていきます。キレイに取れれば手で触るとザラザラしなくなくなるのでわかります。水で流しながら施工することで粘土が滑りやすくなり、傷をつきにくくします。しかし施工時間がかかるため大変です。
鉄粉除去剤は薬液を吹き付けることで鉄粉を化学的に溶かしていきます。
takanosukeはこれを使ってます。
使い方としては洗車後に鉄粉除去剤を噴霧し、数分間待ちます。すると鉄粉と化学反応し紫色に変色し、鉄粉がボディから浮き上がり落ちるというわけです。
その後シャワーをかけて薬剤を流した後、再度洗車します。
注意としては取り扱い説明通りの時間以上に待機すると、塗装の劣化の原因となることもあるため気を付けてください。
ただ、効率はいいと思います。
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⑤塗装面を研磨する
ボディカラーは何層にも塗装され、表面はクリアが塗装されています。つまりあらかじめ透明の強固なコーティングがされているというわけです。
傷ついたボディはこのクリアの塗装がわずかに傷ついており、艶がなくなる原因となっています。
傷ついたままコーティングしてもある程度は艶が出てきれいになりますが、やはりクリア層の傷を平らになるように研磨することによりさらに艶がでます。
また、コーティングの耐久性も上がります。
ですから、是非ともこのひと手間を惜しまず行ってほしいものです。
ただし、かなり大変な作業になると思います。
コンパウンドと呼ばれる研磨剤を使います。
研磨剤の粒の大きさにより3種類を使って行うことが多いです。
粒が大きい順に細め→極細→超極細といった具合に分けられていて、粒が大きいものから順にボディ全体を研磨していきます。傷が目立つところはしっかりと研磨します。
ただし、磨きすぎると塗装が剥がれてしまいますので注意してください。
ですから、目立つ傷がないようであれば細め、つまり2番目に粒が大きいコンパウンドから研磨し始めてもよいかもしれません。
コンパウンドはボディが濡れた状態で行い、専用のスポンジがあります。
研磨したら洗車して、スポンジを変えて次の粒の大きさのコンパウンドで研磨し、再度洗車するといった具合で研磨していきます。
何回も洗車が必要となってきますのでかなり大変な作業となります。
ここまで終われば、ボディをきれいに拭きあげて、いよいよコーティングとなります。
ここまで施工するのに3時間程度かかりました。
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洗車にベストな時間や天気は?
曇りの日や涼しい朝方がおすすめ。
天気が良く、直射日光が当たったり、ボディが乾きやすい環境だと、洗剤や水が蒸発しやすく、シミになったり水垢の原因となります。
どうしても暑い日に洗車したい場合はこまめにシャンプーと水洗いを繰り返しながら、部分洗いして水分を蒸発させにくくすることが大切です。
風が強い日もホコリや砂が洗った後に付着して、ボディを拭きあげる際に傷つけてしまうので避けたいところです。
ピカピカレインプレミアムの施工方法
中にはコーティング剤・施行用スポンジ・拭き上げ用ファイバークロスが入っています。
コーティング剤を専用のスポンジに3滴ほどつけて薄く延ばしてコーティングしていきます。塗り始める場合は6滴ほどつけてもいいかもしれません。
部分ごとにコーティング剤を塗っては、ファイバークロスで拭き上げるといったように少しずつ施工していくことがポイントです。
乾き始めると塗りムラの原因となるためです。
ボンネットであれば2-3回に分けて、ドア1枚ずつなどです。
コーティング剤を塗った感覚は比較的伸びはいい印象です。塗っていない部分ははじめ引っかかる印象があるのですが、その後スーッと伸びていく感じです。
ですので思ってたよりはストレスなく施工できました。
コーティング自体の施工時間は40分程度でした。
ピカピカレインプレミアムの素晴らしい点は、艶、耐久性、撥水性などはもちろん良いのですが、樹脂パーツにも施工できる点です。
ですのでヘッドライトやブレーキランプにも施工できます。ヘッドライトが黄ばんだり曇っていたりするのを見かけたことがあるかもしれませんがこれは紫外線により劣化したためです。ですのでコーティングすることにより劣化を防ぐ効果も期待できるようです。
また、施工後12時間は洗車や雨天や夜露など水に濡れないように注意してください。
これはコーティングが剥がれやすくなってしまうからです。
12時間経過すればコーティングの表面は硬化するため洗車や水にぬれても大丈夫なようです。
ただし完全に硬化するのは2週間ほどかかるようですのでできれば2週間は濡れないようにしたいものですね。
ピカピカレインプレミアムの特徴など詳しいことはこちらを参考にしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
コーティングをするまでにかなり大変だなあと思った方もいたのではないでしょうか?
ただこの工程で施工すれば間違いなく新車のようにきれいになること間違いないと思います。
あまりお金をかけずにプロ並みのコーティングを年末にしたい方は是非参考にしてみてください。
撥水性に関してはまた後日ご紹介したいと思います。では。