センチュリーSUVデビュー：値段やサイズは？徹底解明

センチュリーSUVがついにデビューしました。興味を持っているけれど、詳細な情報を知りたい！新車価格は？内装や装備はどうなっているの？発売日はいつ？これらの疑問を一つ一つ解決するのは時間も労力もかかります。

ここでは、センチュリーSUVに関する全てを網羅的に解説します。内装や外観の写真から新車価格、発売日、歴史やブランドイメージ、さらには諸元表まで。もちろん、装備、車内の広さや居住性についても詳しく説明します。

この記事を読むことで、センチュリーSUVに関する情報を得られるので、興味がある方や購入を考えている方の一助になります。是非最後まで目を通してくださると幸いです。

センチュリーSUVの新車価格と発売日は？

センチュリーの歴史やブランドイメージ

センチュリーは、トヨタが1967年に発売した最上級ショーファーカーです。新型センチュリーSUVは、従来のセダン型ではなく、後席をより広く快適な空間にするための「新しいタイプのデザイン」になっています。

※ショーファーカーとは；フランス語で”お抱え運転手”のこと。

センチュリーSUVのコンセプト

トヨタの公式ホームページによると、

次世代を担うVIPやグローバルに活躍されている方のなかには、移動中に会議を行ったり、次のビジネスに備えてゆっくり休んだりという方もいます。

センチュリーというショーファーカーを進化させるにあたり、ゆとりがあり、機能的な後席空間、つまりスペースと機能という新たな価値が必須だと考えました。

一方で、センチュリーである以上、品格が漂う佇まいも大事です。いわゆるミニバンタイプではなく、ボンネットフードを備えたオーセンティックなスタイルです。

後席に乗車する人を思い、センチュリーならではの品格を継承しながら、時代とともに多様化する価値観に応えるクルマを追求した結果、このようなカタチに行き着きました。

そのような観点からも、SUVをつくろうと企画したものではありません。

外形デザインでは「威風凜然」というキーワードで設計しました。凛々しく威厳のある様子。威厳に満ち溢れ、かつ勇ましく引き締まっている様子。歴代センチュリーが大切にしてきた品格や品位に、威厳に満ちた風格を備えたショーファーカーの新しいカタチです。

一方、内装は「くつろぎと利便性の贅沢なシンプル」がテーマです。後席のゆとりを最優先し、シンプルでありながらもくつろげるスペースと機能性を兼ね備えた空間です。

センチュリーSUVの魅力

鳳凰エンブレム

1967年の誕生以来、伝説上の瑞鳥である「鳳凰」のエンブレムをして掲げてきたセンチュリー。新たにシルバーの鳳凰を採用するにあたり、江戸彫金の流れをくむ現代の工匠が、大きく広げた翼の羽毛1本1本まですべて手彫りして、躍動感あふれる高貴な姿を描き出しています。

几帳面

几帳面とは、平安時代の屏障具（へいしょうぐ）の柱にあしらわれた面処理の技法です。並んで走る2本の線を角として研ぎ出し、そのごくわずかな隙に淀みなく通した面を1本の線として際立たせています。

ボディの鏡面磨き

広々としたボディサイド全周を、わずかな曇りもなく鏡面のように磨き上げるために、経験豊富な匠たちと、匠の技を再現した緻密なロボットが協働。ボディに水をかけながら表面の凹凸をなくす「水研」という工程を3回繰り返しながら何層にもわたる塗装を行い、最後に「鏡面磨き」を施すことで、塗装面の平滑性と艶は比類なきレベルに達しています。

タイヤ

255/55R20タイヤ；20x8Jアルミホイール（ハイパークロームメタリック）

オプションで255/45R22タイヤ；22x9Jアルミホイール（スパッタリング塗装）を設定。（上の写真）

調光機能付プライバシーガラス

リアドアガラス、リアクオーターガラスに採用。リア左右席どちらからでも操作することができます。スイッチをONにすると、透明な2枚の合わせガラスに挟まれた特殊フィルムが作用し、ガラスの色が瞬時にホワイト調へと変化。外からの視線を遮りながら、柔らかな外光を取り入れた和室のような落ち着いた雰囲気に包まれます。

パノラマサンルーフ（電動サンシェード付）

こちらは電動サンシェードで遮光します。

LEDカラーイルミネーション

64色の豊富なバリエーションから選択できます。

シート

着物などの柄に光沢や奥行きを持たせるために用いられてきた「菅縫い」を参考にして新たな手法を確立しシンプルかつ奥深さを感じさせる加飾となっています。

ニュートラルポジション、リラックスモード、フルフラットモードが設定されておりフルフラットモードでは77度までリクライニングが可能で横になり寛ぐことが可能です。フルフラットになるのは世界初なのだとか。

オート電動格納式ステップ

ドアの開閉に連動して、アルミ製の大型ステップが自動で展開・格納。乗降時のスムーズな足さばきを促し、美しい乗降所作をサポートします。

リアマルチオペレーションパネル（脱着式）

空調、オーディオ、照明、サンシェード、シート機能（助手席の操作を含む）など、多彩な機能を5.5インチのタッチディスプレーで操作できます。スマートフォンのような使いやすさに加え、脱着式にしたことによりフルフラットなどさまざまな着座姿勢にすることが可能です。

メーターディスプレイ

Casual/Smart/Tough/Sportyの4つのテイストと３つのレイアウトの中から好みに合わせて表示を変えられるメーターとなっており、同時に複数の情報が見られるようになっています。

デジタルインナーミラー

デジタルインナーミラーももちろん装備しています。

静粛性にこだわった設計

ラゲージルームセパレーター（遮音機能付きクリア合わせガラス）

ショーファーカーにふさわしい荷室とは切り離されたプライベート空間を実現。

エンジンルームと車内を隔てるダッシュパネルはエンジン音を巧みに吸収する遮音材・吸音材をエンジン側と車室側の両方に配置。アンダーボディーには塗布側の制振材を最適配置してロードノイズの低減を図っています。

アクティブノイズコントロール

車内に伝わるエンジンのこもり音などをスピーカーから逆位相の音を発することで打ち消し、静粛性を一段と向上させます。

エンジン

V6 3.5L プラグインハイブリットシステム

前後2つのモーターとV6 3.5Lエンジンを組み合わせることでシステム最高出力303kw(412PS)を実現。いつでも余裕のある静粛な走りを維持できます。

満充電からのEV走行距離は69kmに及び、EVモードだけで日々の移動をほぼ賄うことができます。必要になった時だけエンジンを活用します。

ドライブモード：リアコンフォート/エコ/ノーマル/スポーツ/カスタムから選択し、シーンに合わせた走りをすることが可能です。

諸元表

エンジン	V型6気筒
排気量	3,456cc
最高出力	193kw(262PS)6,000rpm
最大トルク	335N・m(34.2kgf・m)4,600rpm
フロントモーター	最高出力：134kw(182PS) 最大トルク：270N・m(27.5kgf・m)
リアモーター	最高出力：80kw(109PS) 最大トルク：169N・m(17.2kgf・m)
バッテリー	リチウムイオン電池；51Ah
トランスミッション	電気式無段変速機
燃料	ハイオク
燃料タンク量	55L
サスペンション；前	マクファーソンストラット式 コイルスプリング（スタビライザー付）
サスペンション；後	マルチリンク式 コイルスプリング（スタビライザー付）
全長	5,205mm
全幅	1,990mm
全高	1,805mm
ホイールベース	2,950mm
最低地上高	185mm
車両重量	2,570kg
定員	4名

まとめ

センチュリーSUVはただの移動手段の道具ではありません。それはあなたの人生そのものを豊かにする魔法のような存在です。内装の豪華さ、外観の美しさ、それだけでなく、この車には心を打つ何かがあります。車内に座った瞬間、日常の喧騒から解放され、まるで高級リゾートにいるかのような感覚に浸れます。

長いドライブでも疲れを感じさせないその広さと居住性、そして先進的な安全性能。これらは数字やデータ以上のもの、それは「安心」と「安全」を感じる贅沢な時間です。

購入を迷っているなら、今がその一歩を踏み出す最良の瞬間です。この車がもたらす新たな価値と体験は、あなたがこれまでに感じたことのないものでしょう。センチュリーSUVが、あなたの人生に新しい章を刻む一台となることでしょう。